【活動記録】初めての献血体験記 ~清潔・スムーズ・スマホ予約~-岡山すばるライオンズクラブ
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はじめに
ライオンズクラブの活動の一環として、先日岡山すばるライオンズクラブ会長のL.上原が初めて献血に挑戦しました。献血は、医療現場で日々必要とされる“命のバトン”をつなぐ重要な社会貢献活動です。本記事では、スマホ予約から採血後のアフターフォローまで、体験の一部始終を余すところなくレポート。
これから献血を考えている方、あるいはライオンズクラブの活動に興味をお持ちの方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
献血ルームの清潔感と安心感
会場に到着すると、まず目に飛び込んできたのは清潔感あふれる受付カウンター。ガラス面や床、採血ベッド周りまで、隅々にわたって徹底的に清掃されている様子が見て取れました。
- 消毒ステーションの配置: 手指消毒器が入り口から採血エリアまで数か所に設置。こまめに除菌できる環境は感染リスクを下げるだけでなく、その都度安心感を高めてくれました。
- 換気と空気清浄: 最新の空気清浄機と常時換気システムにより、空気が澄んでいる印象。長居しても不快感がありません。
- プライバシー配慮: 採血ベッドは距離があり、区切られ、一人ひとりが程よい距離を保てる設計。初めての人でもリラックスしやすい空間です。
このような環境は、「また来たい」と思える大きな要素でした。
丁寧な事前説明とカウンセリング
問診票記入後すぐ、専門スタッフや医師によるカウンセリングがスタート。献血の流れや健康チェック項目について、言葉を交えながらひとつずつ確認してもらえます。
- 健康状態のヒアリング: 服薬歴や過去の医療歴、最近の体調変化を丁寧にチェック。
- 血圧・体温: 数値が基準内かどうか、その場で画面を見せながら説明。
- 献血方法の選択肢説明: 400ml全血献血と成分献血(血小板・血漿)のメリット・デメリットを実体験を交えてアドバイス。
特に、献血が初めてのL.上原に対しても「緊張しますよね」「ご安心ください」と声かけを欠かさず、気持ちがほぐれる工夫が随所に見られました。
スマホ予約と「ラブラッド」でさらに便利に
献血ルームの公式サイトや専用会員サービス「ラブラッド」を使えば、スマートフォンから数ステップで予約が完了。忙しいビジネスパーソンや子育て世代にも優しい設計です。
- ステップ1 (Webサイト): 公式サイトにアクセスし、献血ルームを検索。最寄り駅や施設名から簡単に候補が表示されます。
- ステップ1 (ラブラッド会員): 献血Web会員サービス「ラブラッド」にログインすると、よく利用する会場や過去の予約履歴をもとにワンタップで予約画面へ。
- ステップ2: 希望日時をカレンダー形式で選択。午前・午後のブロック予約も可能。
- ステップ3: 氏名・年齢・連絡先を入力すると、すぐに予約完了メールが届きます。
「ラブラッド」会員になると、ポイント制度や次回献血可能日のお知らせなどの便利な機能も利用可能。予約時間に遅れると自動キャンセルになる場合もあるため、余裕を持って行動するのがおすすめです。
HP:https://www.jrc.or.jp/donation/club/

400ml全血献血と成分献血の特徴比較
献血方法 | 採取量 | 所要時間 | 体への負担 | オススメの人 |
---|---|---|---|---|
全血献血 (400ml) | 400ml | 約10分 | やや大きい | 初めての人、短時間で終えたい人 |
成分献血 | 血小板・血漿など数百ml | 約60~90分 | 比較的少ない | リピーター、献血頻度を上げたい人 |
成分献血は体内に不要物を戻す仕組みのため、循環血液量の急激な減少が抑えられます。
献血の基準と間隔のルール
献血には厳格な健康基準とインターバル(間隔)ルールが定められています。下表を参考に、次回予定を組みましょう。
項目 | 全血献血 | 成分献血 |
最短間隔 | 12週間 (約3か月) | 2週間 |
年齢 | 17歳~69歳 | 18歳~69歳 |
体重 | 男性 50kg以上 | 男性 45kg以上、女性 40kg以上 |
ヘモグロビン基準 | 男性 13.0g/dL以上、女性 12.0g/dL以上 | 同左 |
体調不良時や予防接種後は一定期間献血できない場合があるため、事前にWEBサイトの最新情報を要チェックです。
↓献血時にもらえたカードです。

採血後のケアとリフレッシュ
採血後は休憩スペースで、飲み物や軽食を無料で提供。休憩時間の過ごし方も快適です。
- 水分補給: ミネラルウォーター、スポーツドリンクなどから選択可能。
- 軽食サービス: ビスケットやアイスなど、血糖値をサポートするメニュー。
- 休憩時間: 約10~15分程度。体調に合わせて延長もOK。
実際にL.上原会長は「アイスとお茶でほっと一息。元気を取り戻せた」と満足げに話していました。
ライオンズクラブとしての取り組み
ライオンズクラブでは、全国規模で献血活動を支援・呼びかけています。
- 地域連携: 地元医療機関と連携し、緊急時に迅速に対応できるネットワーク構築。
- 啓発キャンペーン: SNSやチラシ配布で、新規献血者の獲得を促進。
岡山すばるライオンズクラブも、会員一丸となって地域の献血啓発に注力しています。

まとめと今後の展望
今回の献血体験は、清潔で安心できる環境と、きめ細やかなサポート、スマホ予約の手軽さが相まって、非常に満足度の高いものでした。献血をためらっていた方も、一度勇気を出してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「健康であるうちに社会貢献」――このシンプルな行動が、多くの命を助ける大きな力になります。ライオンズクラブは、これからも地域のために多彩なボランティア活動を展開してまいります。
ぜひ、あなたも最寄りの献血ルームへ足を運んでみてください。お待ちしています!
